前回の話

ん〜、やっぱり家よりこっち(事務所)の方が落ち着くな。
あ〜、戻ってきてたんだ〜おかえり〜。
おぅ、ただいま。 そうだ、今回のカウンタ記念絵これ使うか? 家で撮った写真なんだが。 一応加工済み。
どれどれ〜〜〜?(CGを見る)
いいんじゃない〜? ユニさんと……………あー……誰〜?
…………オレだよ。 ウイッグ(付け毛)をつけてるんだよ。
ほえ〜、こうしてみるとエリーナも女の子に見えるね〜。
………………………!!
……いーんだ、いーんだどうせオレは女らしくないよがさつだよ〜。
  エリーナは後ろを向いてうずくまりいじけてしまう。
結構気にしてたのね〜。 (自覚しているなら直せばいいのに〜。)
あ、そうそう、エリーナにお客さん来てるよ〜。
…ぐすっ……? 誰が?
アリーナさん入ってきて〜。 
じゃぁ、あたしは引き揚げるね〜。
はぁい、エリーナお姉ちゃん。
あ! おまえは5万Hit&’99暑中見舞いの牛娘!
牛娘はひどいな〜お姉ちゃんも牛娘のくせに。
あたしにはアリーナって名前がありますー。
名前はともかく…オレが末っ子のはずだぞ、妹が居るなんてことは親からも聞いたこともない。 それとなぜオレを知っている? オレはおまえを全然知らないぞ。
そ…そんな〜過去何度かあってるのにー。 お姉ちゃんはあたしのことに全く気がついてなかったの〜?
全然しらん。
う〜、ならこのペイントならどう? 見たことなぁい?
げ! 四天王…の…
うらぁ!!!
  エリーナはスカートの中から険を取りだしアリーナめがけて振り下ろした。
きゃぁ! ちょっと!! どこにそんなでっかい剣が収まってたのよ〜!
ちっ、はずしたか。 ……細かいことは気にするな。
それより、何で敵である四天王の一人がオレの妹なんだよ。
……異母姉妹って知ってる? お姉ちゃんとあたし、お父さんが一緒だったのよ。
あたしも最近知ったんだけどね。
異母姉妹? 確かにうちの親父は行方不明だが…いなくなったのは3年前だぞ?
だから………え………あれ? ちょっと待てよ? え?
…不倫って言葉知ってる? お父さんそっちの方のパワーも有り余ってたから。
あたしの名前は「アリーナ・ホリトム・ミノア」、お父さんの名前は「ダリウス・ミノア」どう?
ダリウス……同じだよ。 本当に妹なのか……?
も一つおまけに、あたしの下にも異母姉妹があと3人いるわよ。 
知らなかったでしょ。
…なんか頭痛がしてきた。 まあ、妹だってことは認めてやる……一つ聞きたいんだが、ここにはなにしに出てきた?
そりゃーもちろん出番がほしかったからよ。 設定資料集の肥やしになるのはごめんですからね。
なるほど……。 しかし…親父のやつ見つけたらぶん殴ってやる。、
今、あたしの家にいるはずだよ。
なに?
ちょっと行ってぶん殴ってくる、あとよろしく。
  エリーナはものすごい勢いで部屋を飛び出しどこかいってしまった。
……………あたしの家知ってるのかしら?
   
ふう、やっと5冊………。 医学書の本って何でこんなにぶ厚いのかしら。
結構先が長いわね〜。
  どこからともなくクリスが出てきてルシーアの読み終わった本のページをめくったとたん…倒れた。
う〜ん頭が変〜、ばたんきゅ〜。
やだクリスちゃん本見てひっくり返っちゃった……。



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