キャラ |
名前 |
備考 |
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エリーナ |
左の画像の |
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ルシーア |
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アスティマ |
危険人物 |
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クリス |
ジャンガリアン |
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ユニ |
エリーナの姉 |
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ハルロード |
アスティマの |
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 | |
俺の胸……いったいどうしちまったんだ? | |
ここ数日で胸がどんどん大きくなっていく。 布の長さももう全然足りない……。 | |
…何か悪い病気なんだろうか? | |
これ以上大きくなったらさすがに立っているのが辛い…。 気が進まないけどアスティマたちに診てもらうか……。 はぁ。 |
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エリーナは深いため息を連発しながらトボトボと廊下を歩いていく。 | |
う…下り階段。 | |
くっそー、ただでさえ下が見にくいのに………まるっきり足下が見えない。 | |
ゆっくり、ゆっくり……。 | |
わわっ! | |
ドテテッ! | |
あたたたた……。 | |
くっそー! なんで医務室が地下にあるんだよー! | |
なに叫んでるの〜? | |
あ…いや…なんでもない。 | |
階段から落ちたんでしょ〜? | |
…そーだよ、悪かったな。 | |
落ちた理由はだいたいわかるけどね〜。 おっぱいおっきくなったね〜。 | |
……おまえ、何かしたんじゃないだろうな? | |
してないよ〜。 | |
そうか〜〜〜? 今、何が原因かちょっと診てもらおうと思って来たんだが……時間あるか? |
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あたしはいいけど〜、ハルロードさんは今ダメだよ〜。 | |
あ? ハルロードさん何か仕事中か? | |
何かね〜、研究室から奇声が聞こえるんだよね〜。 「プッツン」いっちゃった可能性があるの〜。 今行くと危険だよ〜。 | |
あーキレてるのか、……一回見てみたいな。 | |
ドアから中の声は聞けると思うけど〜見ない方がいいよ〜。 | |
ちょっと聞いてみよう。 | |
エリーナはハルロードの研究室に向かって歩いていく、その後ろをアスティマがついていく。 | |
ここか、どれどれ? | |
ふふふ……くっくっく…… | |
あーっはっはっは! ひゃぁはははははははは! | |
我、最強! ふははははははははっ! | |
な、何だぁ? | |
あれ〜? もうまともな状態に戻るみたいね〜。 | |
ちょ、ちょったんま。 今のまともな状態に近いのか? | |
うん〜、本当にキレているときは笑い声がまともじゃないから〜。 | |
ふーん、じゃあ中覗いてみても大丈夫かな? | |
あ〜! エリーナダメ〜。 | |
アスティマの制止よりも早くエリーナドアを開けてしまう。 | |
どれどれ? | |
(ニヤリ) | |
エリーナがドアの隙間から覗き込んだところにちょうどハルロードの顔があった! | |
うっ!? うわわ!! | |
エリーナはあわててドアを閉めようとするが部屋の中から右乳房を掴まれ部屋の中に引き込まれてしまう。 その結果エリーナは自分の乳房を自分でドアに挟んでしまう。 | |
いってーーー!! | |
む、胸が! あわわ!引っぱり込まれる! ア、アスティマ助けてくれ! | |
あ、あれ!? アスティマどこ行った!!?? | |
あたふたしながら辺りを見回すと、はるか向こうの廊下の曲がり角から顔を出して手を振ってるアスティマが見えた。 | |
薄情者〜! | |
ひっ!!? 胸に何かしてる!!! | |
エリーナはドアの向こうに引っ張り込まれた胸に、引っ張り込まれているときと全然違う感触がしたので、思わずドアの隙間から覗き込んでしまう。 そのとたん「ガシッ!」と角を掴まれてしまう。 | |
し、しまった! はなせー! | |
角を握る力は思ったよりも強くそのままずるずると引き込まれてしまう。 | |
あぁ…もうダメだ…お母様先立つ不幸をお許し下さい。 | |
なに寝ぼけたこと言ってるんですか! | |
へ…………? あれ? ハルロードさんあんな部屋の奥にいる…………。 | |
………じゃあこの角を掴んでいるのは誰だ? | |
あ・た・し。 | |
ユ、ユニ姉ーーー!! | |
おほほ、「お母様先立つ不幸をお許し下さい。」ですって!? 笑っちゃうわ〜。 | |
う、うるせえ!!! | |
ケンカなら他でやってもらえませんか? 私は格闘ゲームのデバッグ中なので。 | |
ひょっとしてさっきの奇声はそのゲーム? | |
ええ、そうですが? | |
ごめんなさいね。 別の部屋に行きますね。 | |
ユニはエリーナを担ぎ上げて部屋を出ていく。 | |
ちょっとまてー! オレはハルロードさん達に用があるんだよーーーーーーー! |