キャラ
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名前

備考

 

ティファニー

新登場キャラ
キャラ原案:宗村氏

 

ユニ

左の画像の右の人形のモデル、エリーナの姉

 

クリス

エリスの姉
5人姉妹の長女

 

ハルロード

マッドサイエンティスト
だが医学の腕はたしか

 

メイト

クリスの妹
5人姉妹の末っ子

       

スペシャルサンクス 宗村さん
色の違う部分は羽等が追加しました。

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  アニマルオフィス小話190000ヒット記念
   
  (せっせと模型を作るティファニーの所へ、メイトがやってくる。)
ティファニー、今度は誰を作っているんです?
あ、メイト。今ね、 “ハルロード・ブラック” の調合をしたところよ。これからハルロードさん作りにかかろうかなってとこ。
  メイトが([ハルロード01/05/14]と書かれた荷札のついた黒髪の房を触りながら)
「ティファニーのことだから、地下までハルロードさんを追いかけていって髪の毛をもらってきたんですか?
地下は…恐ろしい空間だった…。
  (そう言ってティファニーは作業の手を休めて身震いした。)
わたしも行っていろいろな目に逢いましたですわ〜。
ところで、この図はなんですの?(と言って図面の描かれた紙を引っ張り出す。)
ああ、それはね、ハルロードさんから逃げたあとでアスティマさんに捕まった時に、部屋にあった怪しい器具をスケッチしたのよ。
今度アスティマさんを作るときに生かそうかなと思ってね。
(ティファニー…ただでは転ばない人ですわ…)
ときに、この仮止め台の上にある頭は誰のですの?」(と言って頭に近づく。)
まだ胴体は作ってるんだけど、メイトとあたし、それにハムスター族の皆さんかな?
ところで、もう胴体の採寸はやったのですか?
まだ。だけどこの間調査に協力したお礼だっていうんで、アスティマさんに、ここにいる、ハムスター族や虎族、牛族すべての身長とスリーサイズの去年のデータをもらってきたから、それで作ろうかなって思うけど…。
…胸が去年より大きくなってるかもしれませんから、正確な模型を作るのなら、今年のデータを使うべきですわ。ティファニー。
(どうだか…)とにかく、計ってみますか。
  (二人して人気のないところへ行く)
   
でわ、服を脱いでおいてくださいね。
解ってますわ、ちょっと待ってて下さいな。
  メイトは後ろを向いてごそごそと何かをしている。
………?
いいですわよ!
あ…イカサマは禁止ですよ。
  プニッ(メイトのピンッっとたった両乳首を指で押し込む。)
あん、めり込んでしまいましたわ! このぐらいいいじゃないですか〜。
ダメです。 きっちり測りますからね。
どれどれ〜………
   
  (しばらくしてメイトがにこにこ顔で戻ってくる。)
♪〜
「…大きくなってる…。
何センチですの?
…2センチ。
2センチ!
  (喜びにひたっているメイトは、しばし仮止めした頭を見て考え込む。)
所で、ティファニー、ユニさんやエリーナさんの人形と、この頭は交換できるんですの?
同スケールで作ってあるから、交換は利くけど?
それなら、わたしがユニさんやエリーナさんみたいな胸の大きさになった時をシュミレートできるってことですか?
できるわよ、もちろん。やってみる?
もちろんですわ!
  (ティファニーは用意してあった事務服バージョンのエリーナの胴体にメイトの頭をくっつけた。)
(しばしフィギュアを見て)ふう…。こんな風になれたらいいんですけどね……。
ところで、メイトの理想のサイズってどれぐらいなの?
もちろん、アクセスさんぐらいですわ!!
動けないじゃないの。
他の牛娘にいじめられているよりかは、マシですわ!
そうかなあ…?
  (巨乳化、超乳化したメイトの姿を二人が想像していると、茶磨瑠とエリーナが同時にやってきた。)
はーい!ティファニー、茶磨瑠人形はできたぁ!?
よう、ティファニー、毎日毎日飽きないな。
  (ティファニーは机の下から茶磨瑠のフィギュアを引っ張り出す。)
大切にしてね。
うんうん、大切にするよ!
  (というなり早速おもちゃにして、机の上にあるユニと対決させて遊び始める。)
姉貴の首が取れた、って騒ぎになったそうだけど…。俺の首は取れないだろうなあ……
(メイトの存在に気付く)おや、メイト、珍しいな。
エリーナさん、こんにちは。
今回作った茶磨瑠さんは、ジョイント部分を強化したんで、多少変な扱いを受けても壊れませんよ。エリーナさんのも同じですから安心してください。
  (と言いながらエリーナにフィギュアを渡す。エリーナは自分のフィギュアを持ってしげしげと眺めまわす。)
ふうーん。
  (一方、茶磨瑠はメイトの存在に気付く)
ん、お前、始めて見る顔だな。なんていうの?
メイトと申します。茶磨瑠さん…でしたよね、以後よろしく。
  (そう言ってメイトは一礼する。)
牛族か?それにしても胸が小さいな。ぺったんこ。
エリーナから別けてもらえば、お互いちょうどよくなるかもね。
……言いましたわね……
  (メイトは茶磨瑠からフィギュアを奪い取って呪いの詠唱を始めた。)
な、なんだ!?何か茶磨瑠変なことを言ったか!?
いきなり独り言をぶつぶつ言い出したぞ。
…茶磨瑠…余計な事を言ったな…
あーあ、禁句を言っちゃった。
…呪術、“傀儡の舞い”をされたくなかったら、わたしの気にしてることは目の前では言わないことですわー!
  (メイトが茶磨瑠人形を動かすと、リモコン操作されたように茶磨瑠本人も動いてしまい、茶磨瑠は混乱している。)
わかった、わかったからもうやめてぇー!
おほほほほ!呪っちゃいますわー!
  (一方エリーナはティファニーに作品の感想を述べる。)
…他はいいんだけどさ、目の塗装だけは何とかならないか?これじゃまるで、クリアブルーのプラバンをはめ込んだみたいおもちゃみたいだぜ。
いいんですか?あんな風になっても。(といいながら茶磨瑠とメイトを指さす。)エリーナさんと違って、茶磨瑠さんの目はリアルにしようと思って筆で塗装したんですけれどね…。どうやらリアルに作ると、呪いの方代になりやすいみたいですね…。
…あんな目には遭いたくないな…。
そこ、オチを付けてないで茶磨瑠を助けてー!
  (怒ったメイトが力任せで茶磨瑠の首を引っ張ると、抜けてしまった。)
あ。
うわあーん!メイトに首を引っこ抜かれたー!もう茶磨瑠はおしまいだー!明日メイトに呪殺されるんだー!(といって大泣きする。)
  (メイトはどうしたらいいかわからず、混乱する)
ち、茶磨瑠さん、ご、ごめんなさい…あの…その…
こりゃ、どっちもどっちだな。
…。あ、言い忘れてた。茶磨瑠さんジョイント部分はゆるくして、変な力がかかったら、そこが外れて致命的な被害を防ぐように作ったんです。
そうなの!?だったら早く言ってよ!
…茶磨瑠も悪かった。メイト。ごめん!(と言って一礼する)
まあ、これでおあいこかな?
そのようですね。
  …動き回ったらお腹空いた…。
それならおわびに、わたしの知っているお店をお教えしますわ。
うん!じゃあさっそく行こう!
  (メイトと茶磨瑠は連れ立ってどこかへと歩いていった。)
…よお、ティファニー、メイトの人形を使った呪いって、あんな風なのか?
そうですけれど。(作業に熱中していて上の空。)
ふぅーん……ふぅーん…。それじゃ、作業がんばってな、ティファニー。(今度ケンカしたときには、ティファニーのフィギュアで、メイトに姉貴を呪わせようっと…。)
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